ウォーターオーブン、ヘルシオ購入

家電

良い衝動買いもある。そう感じた買い物だった。

背景

単機能レンジは9年選手、オーブントースターは6年選手、ベテランを超えて既に引退しててもおかしくないキャリアだった。

20数万する最上位(当時)のドラム式洗濯機を使っておきながら、ご飯を温めるのは10年近く前の安い電子レンジであることに違和感を覚えていた。

「そろそろ家にオーブンレンジとかあってもいいよね」と話していた矢先だった。

近所の家電量販店で大好きなシャープのウォーターオーブンが安くなってるのを見てしまい、高ぶる気持ちを抑えきれずに翌日朝買いに行った。

この商品のことはよく分からないけど、買うとしたらこれになるんだろうなという直感を信じた。交渉してちょっと安くしてもらって、頑張ってトランクに積んだ。重さ29kg、自分の体重の60%分ある。

AX-LSX3A-Rの特徴

2023年7月発売、現行の最上位モデル。

「ウォーターオーブン」の名の通り、水のチカラで調理することが最大の特徴。特徴は色々あるんだけど、自分的に強いと思った特徴を挙げる。

  • うまくやってくれる

冷凍・冷蔵・常温を一緒に入れて大丈夫だし、お肉と野菜を一緒に入れても大丈夫。「焼く」とか「炒める」の調理方法を選ぶだけで勝手にうまくやってくれる。うまくやってくれるのが好きポイント高い。

  • スーパーの惣菜を蘇生できる

揚げ物、焼き物、蒸し物、何でもできたてのように復元できる。うずらのフライをやってみたけど、入れて「よろしく」ってするだけで揚げたてのようにカリカリになって驚いた。

今までは電子レンジで10秒くらい温めて、その後にオーブントースターで3分くらいやってた。もうボタン1回で済む。

  • 水のチカラ

最初から最後まで水しか使わない。だからウォーターオーブン。水が100度になると水蒸気になるんだけど、さらに加熱すると過熱水蒸気という透明の気体になる。そのパワーだけで料理をする。

  • タッチパネル

操作は液晶パネルから行う。この液晶パネルの反応が良くてiPhoneかと思うくらいサクサク動く。10年前くらいのAndroidみたいなレスポンスを想像してた。

こういうところは地味にストレスを感じる部分だから動作がサクサクなのは嬉しい。

初手、唐揚げ

記念すべき一作目は「唐揚げ」になった。家で普通に唐揚げを作るのは面倒すぎる。油の処理が面倒だし、油ハネは熱くて泣いちゃう。

でも、うちにはヘルシオがいるから大丈夫。買ってきた鶏肉に下味と衣をつける。

お野菜も欲しいから下にズッキーニとかいい感じに入れちゃう。これで後はボタンを押すだけ。楽すぎる。圧倒的・楽。実に罪深い。

少し考えた後に「残り20分〜25分」の表示が出た。やることは一つ、座って待つだけ。もう油が跳ね続ける鍋の前にいる必要はない。

機械任せだと生焼けとか心配になるんだけど、絶対湿度センサー、64眼赤外線センサーなど優秀なセンサーが仕上がりをチェックしてくれる。もはや人間より信用できるんじゃないだろうか。

できた。こんなに楽に唐揚げが作れていいんですか。いいんです。

唯一気になったのは、排気口から信じられないくらい蒸気が出ること。水蒸気で料理してるから当然ちゃ当然なんだけど、それにしても。

まだそんなに暑くないし湿気も低いからいいんだけど、夏はきついかも。

ジューシーなのにヘルシー

衣がテカってて油ギトギトに感じるけど、油ではなく水で揚げている。だからしっとりジューシーでヘルシー。楽なだけじゃない、ちゃんとうまい。断面をチェックしたけどしっかり熱が通ってた。

結び

iPhoneやiPadも買えちゃうくらいの値段で、冷静になると勢いで買っていいシロモノではない気がする。ただ、買って良かったという確信がある。

「料理してる間ずっとコンロの前にいなくていい」これにどれだけの価値があるか。答えはそれぞれの家庭によって違うだろうけど、うちの生活スタイルにおいてはとてつもない価値があった。

そういえばうちにはシャープ製品が多くて、このヘルシオは5台目になる。初代冷蔵庫、2台目エアコン、3台目ドラム式洗濯機、4台目加湿空気清浄機、そして今回。

それぞれ各メーカーを比較検討した結果、なぜかみんなシャープに落ち着いた。

単機能レンジとオーブントースターは実家に移動した。単機能レンジには誕生日にディズニーに行った時にもらったシールが貼ってあるし、オーブントースターは母に買ってもらったものだ。

どちらも大切なので捨てられない。

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