数ヶ月に1回の頻度で電車旅に出かける。普段は車で県内や茨城を散策することが多いのだが、たまに電車で都心に行くと新しい景色と出会って非常にリフレッシュできる。

土曜10時のオリオン通り、閑散としている。ゴールデンウィークの23時に歩いた時は騒がしくて危なくて仕方なかった。午前から昼過ぎは空いており、夕方から夜にかけて人が増えるのだと思う。

少しでも電車賃を節約するために東武宇都宮線で東京に向かう。2020年から東武日光線に直通するようになったので、新栃木でのイス取り合戦なしで南栗橋まで行くことができる。

昔の「Passenger」という発車メロディが好きだったのだが、現在は「カリフォルニア・シャワー」というジャズに変わっている。数年前と比べて駅名標識など至る場所にイチゴ推しが垣間見える。
青いラインの東武8000系の座り心地と匂いを今でも鮮明に憶えている。今の20400型の方が乗り心地が良いのかもしれないが、あの頃の東武のローカル感が好きだった。

東武宇都宮から非常に長い年月をかけて、終点・南栗橋まで来ることができた。JR宇都宮線ならこの時間までどこまで進めただろうか。
以前はホーム向かいに先へ行く電車が待っており、乗り換えるとすぐに出発したのだが、この時は向かいに電車がおらず10分くらい待つこととなった。

東京メトロ半蔵門線車両の急行・中央林間行きがやってきた。以前、電車で寝過ごして南栗橋までやって来た人たちを取材する動画を観た。相互直通運転は便利な反面、気を抜くと恐ろしいことになる。

春日部で12時を過ぎてしまった。クレヨンしんちゃんのメロディが聴こえる。私鉄は値段が安いのが良いところだが、体感では2〜3分おきに駅に停まるので思った以上に進まない。
春日部のサトーココノカドーは2024年に閉店してしまったのだが、防犯のために今でも照明を付けているそうだ。数年前に一度だけ観光で行ったことがある。

ウロウロしていたら以前YouTubeで観た立ち食いラーメン屋を見つけたので立ち寄った。動画で観た感じかなりの人気店らしい。この時も並んでいたが立ち食いなのですぐに順番が来る。

ラーメン(税込600円)とリーズナブルである。コロッケラーメンというラーメンの上にコロッケが乗ったメニューが名物らしい。

店は東武野田線のホームにあり、高校生もラーメンを啜っていた。学校帰りに駅のホームでラーメンを食べるなんて風情があって良い、これも一つの青春ではないだろうか。
どうも東武アーバンパークラインという名前に馴染むことができない。醤油を運んでいた歴史ある路線なのだから、伝統ある東武野田線で良いではないか。

ほどなくしてラーメン(税込600円)が運ばれてきた。絵に描いたような昔懐かしい醤油ラーメンで、価格から考えるとトッピングが充実していた。細麺で素早く食べられるのが嬉しい。
満腹になったところで、どこに行こうか考えたところ、東武野田線の大宮と反対方向柏・船橋方面にかっこいい名前の駅を見つけた。

千葉県流山市、流山おおたかの森に人生初降りた。「おおたか」は近くの森に大鷹が生息していることが由来のようだ。確かに地図を見ると公園や森が多くて住みやすそうだ。

駅直結のショッピングモール「流山おおたかの森S・C」を散策してみた。駅を中心として複数の建物で構成されており、中央にはイベント広場もありどう考えても生活に便利そうな街だ。

イベント広場ではミニ新幹線に乗れるイベントをやっていた。栃木にあるような古き良きショッピングモールと違って、どこをとっても今時でおしゃれなショッピングモールという印象を受けた。

前から乗ってみたかったつくばエクスプレスに乗ることにした。本当はつくば方面に行き研究学園で降りてイーアスつくばを散歩したかったのだが、電車賃が高いので大人しく秋葉原方面へ。
比較的新しい路線である、安全面でコストをかけている、競合がいないなどが主な要因のようだが、その中でも秋葉原からつくばまで踏切が一切ないことに自分は驚いた。
秋葉原からつくばまで1,280円かかる。これは東武宇都宮から流山おおたかの森より高い。しかし、最高速度130km/h、快速なら最短45分というのは非常に強い。今後土浦まで繋がるのだろうか。

JR秋葉原駅で降りたことは何度かあるのだが、つくばエクスプレスの秋葉原駅は初めてで、出口を出たらそのまま家電量販店の入口だった。

東京の中心部はJRと地下鉄が入り組んで別の名前だけど歩いてすぐみたいなことが多い。こちらの田町は都営地下鉄の三田が徒歩圏内、三田といえばあのラーメン二郎の本店がある場所だ。

東京でも280円でコーヒーが飲める場所があった。ターミナル駅のカフェは大抵満席だが、乗り換えがない駅なら比較的空いていることが今回新たに分かった。

都営地下鉄浅草線で五反田へ。乗った電車が京急線直通の羽田空港行きで、途中の泉岳寺で西馬込行きに乗り換えた。東武線と半蔵門線・田園都市線の直通よりも複雑な気がして理解を諦めた。

今年2月に行った市ヶ谷組ぶりの「東京油組総本店」へ。宇都宮にも店舗はあるが、東京で食べるのは気分が違う。東京を歩いているとやたらと油そばの店を見るのは気のせいではないはず。

油そば(税込880円)に半熟たまご(税込100円)をトッピングした。並盛り160g、大盛り240g、W盛り320gが同一料金で、少食な自分でもスープがないせいか大盛りが入り切る。
店ごとに味が違うのか分からないが、市ヶ谷組よりもタレが薄味に感じた。汁なしといえど具はあるので麺量240gはさすがに満腹になった。

翌朝、JR山手線に乗って大崎へ。これまで湘南新宿ラインで通る駅という印象しかなかったが、こうして時刻表を見ると結構大きなターミナル駅であることが分かる。
以前から「東京テレポート」という駅が気になっており、自分もそこに行けばケーシィのようにテレポートできるかと期待して2日目はテレポートを計画していた。

りんかい線・新木場行きに乗って東京テレポートへ。東京テレポートという何があるのか想像ができない駅名が良い。一つ手前の「天王洲アイル」というのもかっこいいと思った。

いわゆる「お台場」というエリアのようだ。写真右に見えるのがテレビのフジテレビではないかと思う。写真左がダイバーシティ東京というショッピングモールだ。

何時オープンか分からないが建物の中に入ることができた。しかしテナントは準備中の店もあり、やや照明が暗いように感じた。最も行列ができていたのはミスタードーナツだった。

偶然、麦わらストアを発見した。渋谷、原宿に次いで3つ目の麦わらストア。私のワンピースはルフィがエネルを倒したところで止まっている。「我が神なり」と「我が雷」の言葉遊びに鳥肌が立った。

さらに奥に進んだらショッピングモール定番のフードコートがあった、地元から離れたからか普段見かけないチェーンが多い。しかし、食べるのはラーメンと最初から決まっている。

あっさりそうな見た目に魅力を感じて「中華そば専門 田中そば店」の中華そば(税込900円)にした。一口食べて坂内そっくりだと思ったのだが、調べてみたら喜多方らーめんの店だったので当然だった。

羽田空港が近いのか飛行機が何度も飛び交っていた。地上の行列は何だろうか。途中から小雨が降り始めて飛行機が見えなくなった。雲が低いのか、飛行機が高いのか。

自由の女神とレインボーブリッジを一緒に見られる場所があった。レインボーブリッジというと「封鎖できません」のイメージしかないが、実際にはただの普通の道路のようだ。

次にアクアシティお台場というショッピングモールへ。こういう一つの駅に複数のショッピングモールがあるところに都会を感じる。5階に水戸駅のラーメン街道のような場所があった。

2杯目なので口コミに量が少ないと書いてあった鶏白湯の店にした。食べたのは基本の鶏そば塩(税込980円)で、濃厚そうで意外にあっさりで食べやすかった。レンゲが異様に長いのが気になった。

通路にアクロバティックなパフォーマーがいた。フジテレビの前を走っているのがゆりかもめ、このゆりかもめに乗るためにお台場に行ったともいえる。

ラーメンを2杯も食べて満腹なので、豊洲には行かず新橋方面に乗ることにした。数分おきに電車が来るため時刻表を見なくて済むので楽だ。

東武宇都宮線のワンマン運転の上を行く無人自動運転で、運転席部分も座席になっているので、その特等席は激しい争奪戦であることが容易に想像できる。

ゆりかもめの新橋駅からJRの新橋駅は結構遠い。実際には歩き疲れて嫌になっていただけかもしれない。白い車体に青いラインの東海道新幹線が見えて、改めて東京に来たことを感じる。

JR山手線で一つ隣の浜松町へ。前日の夕方と同じ場所に戻ってきたような気がする。調べると浜松町はビジネス街としての側面が強いらしい。

これまでの人生でモノレールに乗ったことがあるか分からないが、モノレールからの景色が記憶にないので乗ることにした。羽田空港までノンストップの空港快速という電車もあった、
羽田空港に行く人はこの空港快速に乗るようなので、自分が乗った普通列車は窓際に座れるくらい空いていた。逆に普通に乗る人はどこに何をしに行くのだろう、自分も含め。

浜松町から一駅、かっこいいと噂の天王洲アイルで降りた。特に何か目的があったわけではないので、そのまま改札を出てりんかい線の天王洲アイル駅へ向かって歩いた。

線路を見ると確かにレールが1本しかなかった。東京では他に立川にもモノレールがあるようなので、そのうち立川にも行ってみたい。

JR埼京線・川越線に直通するりんかい線の快速・川越行きに乗った。途中大崎を通ったので、なんだかんだあって朝の大崎から一周して戻ってきたことになる。
大井町、大崎、渋谷、新宿、池袋、赤羽とターミナル駅を通るので人の乗り降りが激しく、いい感じに座ることができた。武蔵浦和を過ぎたらさすがに空いてきた。

埼京線は新幹線が同じ高さで並んで走る区間があり、武蔵浦和のホームからは多くの新幹線を見ることができた。

北陸新幹線に続いて東北新幹線も写真に撮ることができた。宇都宮だと通過する新幹線は爆速なのだが、都心の方では安全のためかスピードを落として走るようだ。

JR宇都宮線に乗り換えるために大宮で降りた。この2日間で最も混んでいた場所はこの大宮駅の通路ではないかと思う。一度改札から出る必要はあるがベックスコーヒーが色々と便利で良い。
JR宇都宮線で宇都宮方面へ、行きが東武線だったので普通列車でも十分に速く感じる。日曜夜の下り列車は空いていて平日の殺伐とした雰囲気がなくて良かった。

宇都宮に帰ってきたら結構な雨が降っていた。関東もついに梅雨入りしたそうだ。少し前まで猛烈な暑さが続いたと思ったら、今度はジメジメした雨が続く、身体には気を付けないといけない。

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