2024年の思い出を振り返る

思い出

布袋寅泰さんは「8 BEATのシルエット」にて「思い出に浸るのはまだ早いさ」と唄った。そうはいっても、たまには過去を振り返りたくなる時もある。

後ろばかり向いているのは良くないけれど、たまには楽しかった思い出を懐かしくのも悪くないと思う。

東京インテリアという家具店には「MOA cate」というレストランがある。そこにはグランドピアノがあって、そのグランドピアノには自動演奏機能があって勝手に鍵盤が浮き沈みしてメロディーを奏でる。

おしゃれな雰囲気と不思議なグランドピアノに心が惹かれたので、グランドピアノが見える席でパスタとコーヒーを楽しんだ。合わせて1,000円くらいだったと思う。

宇都宮市の国道123号沿いにある煮干し専門店「三和」に行った。店内に入った瞬間にスイミーレベルの魚群が目の前にあらわれた。

しょっぱくないのに濃厚で、かつ煮干しのえぐみもなく自分の煮干しに対する概念が覆された。今まで煮干しは苦手だったが、こちらのラーメンは煮干しが苦手な方にこそおすすめしたい。

栃木市の田舎道にある「俵屋」という店に行った。店内は昭和の食堂のような良い雰囲気で、いわゆる実家のような安心感をおぼえた。

スープの色は薄めだが塩味が強く物足りなさはなかった。飲めば飲むほど飲みたくなるループにハマるような、海の上だったら詰んでいたようなやみつき感だった。

奥さんの誕生日プレゼントにApple Watch Series 9を購入した。Apple Watchの内装がとても良かったので撮影した。

自分は充電が面倒に感じてスマートウォッチ不要派なのだが、奥さんは毎日活用しておりもうApple Watchなしの生活は考えられないと言っている。

日本三名園の一つ、水戸市の「偕楽園」に行った。入場料が必要になったのは何年前からだろうか。300円くらいなので喜んで払うけれど。

偕楽園の西側に千波湖という都市公園があって、そこでは白鳥や黒鳥やカモが暮らしている。その空間がとても好きだったのだが、いつからか白鳥が姿を消してしまった。

お祝いでイタリア料理店にお邪魔した。コース料理を頼んだのだが2人では食べ切れない量が出てきて、これからはちゃんと内容を確認してからコース料理を頼もうと誓った。

コース料理や食べ放題は次々と料理が入れ替わるので、自分がどれだけ食べたか把握することが難しい。定食のように目の前に一気出てきてそれを落ち着いて食べる方が性に合っている気がする。

宇都宮市の桜の名所といえば、宇都宮城址公園、新川の桜、そしてこちらベルモールの桜が思い浮かぶ。他にもたくさんあるのだろうが。

新しい場所で桜を見るよりも、毎年行っている行き慣れた場所で桜を見て「今年もきれいだな」と思うのが楽しい。

鹿沼市の「みはし」という店が気になり過ぎて、JR日光線に乗って鹿沼まで行き、JR鹿沼駅から歩いて店に行った。駅から店まではそこそこ距離があり、自分が散歩を楽しめる人間で良かったと思った。

ラーメンと唐揚げと生姜丼のセットにした。元々居酒屋だった店がラーメン屋に転身したようで、噂に聞いていた通り唐揚げがおいしかった。

色々あって奥さんと2人で奥日光に行った。湯滝は高さ70mからあり得ない水量がまさに滝のように(滝だけれど)落ちてくる。

iPhone 12で撮影したのだが流れ落ちる水が絹のようで美しい。ちゃんとしたカメラで撮影したらもっといい感じになりそうだけど、カメラを所有して管理するのはきっと自分には無理だ。

そのまま鬼怒川の龍王峡に行った。この空間では落ち着かない方が難しい。1時間の散歩コースがあるのだが中間の橋まで行って戻ることが多い。

運が良いと道中で猫に出会う。来世では猫のような生き方をしたい。駐車場のそばには食事処が並んでおり、ノスタルジックに浸ることができる。

福生市の「CHACO’S」という店でステーキを食べた。厚みのあるワイルドな見た目とは裏腹に柔らかくおいしかった。

横田基地の国道16号沿いには、他にもアイス屋や古着屋など多くの店が立ち並んでいる。アメリカに行きたくなったら横田基地の近くに行けばいいと思う。

オープンの朝9時ちょうどを狙って大洗水族館に行った。平日の朝9時台は全然人がいなくて良かった。人が少ない方が魚たちも落ち着けると思う。

この後に水戸駅の「エクセルみなみ」という駅ビルに行った。水戸駅には3つの駅ビルがあるのだが、ラーメン街道がある「エクセルみなみ」が一番好きだ。

宇都宮市の新4号国道沿いにある「ステーキいづつや」に行った。創業45年の老舗ステーキで街中にあるステーキチェーンとは違った雰囲気だ。

リーズナブルながら「これがステーキだ」と言わんばかりの満足感を与えてくれる。サラダの自家製ドレッシングもユニークな味付けで良い。

夏は青春18きっぷで都内を電車旅した。一番遠くに行ったのは千葉で、東京から横須賀線で1時間とやや遠かった。他にも八王子や横浜などに行った。

期間を勘違いしており5回のうち3回しか使えなかった。思い出してまた悔しい気持ちになった。青春18きっぷなら途中下車しながらちょこちょこ動けるので自分の動き方にはマッチしている。

競輪場通りのはなまるうどん跡地に日高屋がオープンしたと聞いて行ってきた。私のイチオシは半ラーメンと半チャーハンと餃子がセットになった「ラ・餃・チャ」という680円のメニューだ。

正直に言ってラーメンは幸楽苑の方が好きだけど、なぜか日高屋に行ってしまう謎の魅力がある。中心部からやや離れた場所ながらいつ行っても混雑している。

朝9時にアピタに行って一式揃えてから真岡市の一万人プールに行った。プールに行ったのは何年ぶりだろう。本当にひさしぶりに夏らしいことをした。

昼頃に通り雨が来て、プールの中で雨に打たれる新鮮な体験をした。流れるプールに入って全身汗だらだらでラーメンを食べてまた流れるプールに入った。夕方に2度目の雷様が来る直前に退散した。

JR宇都宮線やJR武蔵野線を乗り継いで、3年ぶりに越谷市の「越谷レイクタウン」に行った。特に買い物はないのだが、歩いているだけで楽しい気分になれる。

宇都宮市のジョイフル本田から消えてしまった「無尽蔵」というラーメン屋でラーメンとチャーハンを食べた。噂によると東武宇都宮で復活したらしい。

秋頃は本屋巡りにハマっており、本屋に行くという目的のためにつくば市まで行った。距離は遠いが国道293号と国道125号と道が強いので全然遠く感じない。

本屋に1時間くらい滞在して、近くの「イーアス」という商業施設に行った。そこでも本屋に行って最後に「ミートシノワ」という店でステーキを食べた。

宇都宮市の「麺屋大金」という店によく行く。ジャンルとしては二郎系なのだが殺伐としておらずマイペースにラーメンを楽しめる。

限界を超えて食べるのは苦行でしかないので、麺量200gの野菜少なめを味わいながら食べる。食べるのが遅いので麺量300gの野菜増しの方に余裕で負ける。

3年ぶりの越谷レイクタウンがあまりに良かったので、今度は奥さんと車で行った。駐車場からmoriを駆け抜けてkazeに行って、ビュッフェを食べてからkazeの3フロアを歩いた。

そしてコーヒー昼寝を挟みつつmoriの3フロアとLake Town Outletの2フロアを見て、全フロアを歩いて満足した後に定食を食べて帰った。余裕で1万歩を超えた日だった。

宇都宮市の「明治の赤煉瓦」というレストランに行った。牛タンとオムライスが人気の店だ。カウンターに通されたので牛タンを焼く光景を見ることができた。

牛タンは肉厚ながら柔らかく焼き石のおかげで最後まで熱々だ。ご飯とテールスープも含めて最高の満足感を与えてくれる。

宇都宮市の「かしわだいにんぐ」という韓国料理風の店に行った。平日のオープン11時半ちょっと前に行ったらもう10人くらい並んでいたので驚いた。

비빔밥のランチにしたら色々出てきた。ジョイフル本田のフードコートと比べて優しい味付けで名前の通り家庭的だった。

我が家では年末に佐野市の日向屋に行くことが多い。各所の佐野ラーメンを食べてきたけど、日向屋が一番好みにマッチしている。うまく言葉で表現できないけれど、幸せになれる。

この日は佐野アウトレットではなく小山のハーベストに行った。「おや〜まゆうえんち〜」だった頃の記憶はあまりないので、自分にとっては観覧車のある商業施設という印象だ。

ベルモールのフードコートに味噌ラーメンの店がオープンしたので行ってみた。鶴田と壬生に続く3店舗目のみそら堂だ。

味噌ラーメンを食べるのは4年ぶりくらい、濃厚で少し甘みのある味噌スープは好みの味で良かった。ラーメン屋が勢いよく入れ替わるので長く続いてほしい。

毎年恒例の「あしかがフラワーパーク」に行った。もう8年連続なので寒さ対策も時間配分もプロフェッショナルの領域だ。

滞在時間は2時間くらいがちょうどいいと思う。16時半に入って1周目で写真を撮り、2周目に復習で歩いて18時半に撤収すれば体が凍り付く前に帰れる。

物欲を失った人間は食欲で心を満たす。異国情緒あふれるバーでディナーを楽しんだ。どれもおいしくてサラダを2回頼んでしまった。

私はここ3年くらい外でお酒を飲んでいない。酔った姿を晒したくないし、お酒を飲んだ後はそのまま布団に直行したいからだ。

年末の締めくくりは年越しそばに限る。鹿沼市の山の方にある「大越路」という2年連続で行った。ドライブインみたいな感じでラーメンや丼ものもある。

そばもさることながら天ぷらもおいしい。薄衣でさくさくした食感で、特にえび天が中身ぶりぶりでおいしい。奥の座敷に通されたので柔らかな陽射しと枯れた木々を見ながら食事を楽しんだ。

こうして振り返ってみると、誰かとした何かが強く心に残っていた。大切にすべきものが何か見えてきたような気がする。

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