本家のラーメン二郎に行ったのは人生で2回しかないけれど、インスパイア系はこれまで数え切れないほど食べてきた。
行き慣れた店に行くのは全然大丈夫だけど、初めて行く店はいつも少し緊張する。店ごとの風習やしきたりがあるからだ。
色々な店を食べ歩いていく中で「入りやすい」「食べやすい」インスパイア系にいくつか出会ってきて、その中でも「麺屋 大金」ではトップクラスの優しさを感じた。
「麺屋 大金」は宇都宮市御幸本町にあるインスパイア系で、2年前にオープンしてから日を追うごとに行列が長くなっている人気店だ。
店は平出工業団地の産業道路から少し入った場所にある。二郎・インスパイア系では駐車場が話題に上がることが多いが、店の近くに第2駐車場もあるので安心だ。
店内の壁際には中待ち椅子があり、中待ち椅子が一杯の場合は外に並ぶ。どちらも先に食券を買ってから並ぶ。食券を買うタイミングが分かりやすくて助かる。
カウンター上にトッピングの注文方法が書かれている。先に麺の硬さだけ伝えておいて、トッピングは提供直前のことが多い。
デフォルトで入っているのはヤサイのみで、ニンニクとアブラは言わないと入らない。デフォルトで入っている店がほとんどなので注意が必要だ。
少食の方は豚を他のトッピングに変更できる。豚1枚を生卵に変更したり、豚2枚をトッピングに変更したりできる。豚2枚も食べ切れないという方も心配ない。
写真は麺200gのヤサイ少なめだ。少食なのでこれくらいでないと食べ切ることができない。そして食事は最後まで楽しみたい。
非乳化のスープは味の濃さとしょっぱさが最高だ。麺は暴力的なボキボキ麺ではなく、うどんのような食感で食べやすい。周りを見ていると硬めにする方が多い気がする。
食べた後にお腹の調子が悪くなったことがないのは、きっと麺が柔らかくて消化に良いからだと思う。よく噛まずに食べるのはよくないと思う。
ヤサイもニンニクも控えめで良い。いつも最後まで楽しく味わうことができる。店内も殺伐とした雰囲気ではなく、どちらかというとゆったりと時間が流れている。
二郎・インスパイア系特有のあの感じを楽しみたいなら物足りないと思うけれど、あくまで食事の一つとして楽しみたいならこれ以上ない店だと思う。
コメント