イオンモール幕張新都心、ららぽーとTOKYO-BAY、渋谷PARCO、コクーンシティさいたま新都心

お出かけ

お盆旅行をどこに行くか話し合った結果、電車で都会に行ってショッピングモールなどを散策しようということになった。

毎度おなじみ、下野市の小金井駅。宇都宮駅東からだと新4号国道でのアクセスが大変に良い。駐車場が宇都宮駅周辺より大幅に安く、小金井発着の電車に乗れるのでここで決まりだ。

東京で京葉線に乗り換えるので上野・東京を通る上野東京ラインで東京方面へ。端の方の車両に乗るとこの先のターミナル駅でも乗り降りする人が比較的少ないのでおすすめだ。

小金井から乗ると1時間半程度で東京に着く。湘南新宿ラインのような快速はないが、小金井からだとそれほど遠くは感じない。

京葉線のホームまでが結構遠いが、動く歩道があるので距離ほどには疲れない。自分は手ぶらで歩いていたのだが、京葉線のホームまでで手ぶらの人とすれ違ったのは2回だけだった。

途中の舞浜で8割〜9割の人が降りた、やはりディズニーリゾートに行く人が多いようだ。東京から30分で幕張豊砂に到着した。

改札を出ると目の前に最初の目的地「イオンモール幕張新都心」がお目見え。商業施設面積は128,000平米、関東のショッピングモールでは第2位の広さを誇る。

越谷レイクタウンのように複数の建物に分かれており、渡り廊下で各建物を移動する形となる。メインとなる建物は「GRAND MALL」と思われるが、それ以外の建物もかなり広い。

グランドモールに向かう渡り廊下では、お笑い芸人らしき人がチラシを配っていた。グランドモールの3階によしもと劇場が入っているようだ。

全体的に茶色など暗めの色が多く、照明の反射も眩しくない落ち着いた内観だ。太田のような天井がガラス張りだと晴れた日は眩しく感じるが、幕張新都心は過ごしやすくてありがたい。

成り行きでグランドモール3階のフードコートで昼食となった。行列ができていた「宮武讃岐うどん」という店にしたが、ざるうどん大が540円でちくわ天が160円と安くて良かった。

エキマエとグランドモールは全フロア周り、ペットモールは通るだけ、アクティブモールは一部のテナントのみ見た。昼食込みで3時間半と概ね予想通りの時間で見ることができた。

次の目的地を目指して京葉線で南船橋に移動、改札を出て京葉線線路下を10分程度歩いて「ららぽーとTOKYO-BAY」に到着した。

日本最大のららぽーとである「ららぽーとTOKYO-BAY」は、商業施設面積が102,000平米とイオンモール幕張新都心よりは小さいものの規模の大きいショッピングモールだ。

イオンモールはどこも同じような感じだが、ららぽーとはイーアスやモラージュのようにららぽーと独自の雰囲気を出していると感じた。

2階に「ポケモンセンタートウキョーベイ」という、ポケモンのグッズを販売している店があった。普段は見かけないポケモンのぬいぐるみなど、珍しいグッズを数多く見ることができた。

下調べで気になっていた「松戸富田製麺」でつけ麺を食べることにした。日本一の豚骨魚介つけ麺ともいわれる、千葉県松戸市にある「中華蕎麦とみ田」の直営店舗である。

看板メニューである「濃厚つけ麺」に味玉をトッピングして1,150円だった。小麦の香りが感じられる麺と、濃厚なのにしょっぱくない絶妙な塩梅のつけ汁が最高だった。

宇都宮市にも人気の豚骨魚介つけ麺はいくつかあるけれど、今まで食べてきた豚骨魚介つけ麺とは一線を画すような都会のレベルを感じた。

京葉線の東京方面に乗って途中の新木場で下車。新木場といえばSTUDIO COASTのイメージがあったが、2022年に閉店しているようで驚いた。

東京臨海高速鉄道りんかい線に乗り換え。埼京線、川越線と相互直通運転をしているので、渋谷、新宿、池袋を通って大宮、川越まで乗り換えなしで行くことができる。

地下を走っているからか分からないが、走行音が信じられないくらい騒がしかった。カラオケをしていても周りに気づかれないと思う。

何年ぶりかの渋谷だが、駅も駅前も変わっておりどこがどこだか全然分からない。地方都市のように地図を見て建物と道路を大方把握するというのが都会では不可能だ。

翌朝、まずはヤマダデンキのLABI渋谷にお邪魔した。開店直後に行ったので任天堂スイッチ2の試遊台が空いており、初めて任天堂スイッチ2のマリオカートワールドを体験した。

駒生の環状線沿いにあるヤマダデンキは住宅系に寄っている印象だが、こちらのLABI渋谷はゲームや玩具が充実した家電量販店という印象。

渋谷PARCOに行く前に「MAGNET by SHIBUYA109」という商業施設の6階にある麦わらストアに立ち寄った。ワンピースの公式グッズショップで、店舗ごとに様々なキャラクターが出迎えてくれる。

渋谷PARCOの地下で昼食にしようと思ったら、混雑しているのと値段が高いので結局近くの「油そば日本油党 渋谷総本部」という店に行くことにした。

「らぁ麺 はやし田」などを手掛けるINGSが運営とのことなので、宇都宮駅西口大通りにある「麺屋みや田」と遠いところで繋がりがあると思われる。

基本の油そばは並盛200gと大盛300gが同一料金で880円。ブラックジャンク油そばや釜玉油そばなど、アレンジ系油そばも豊富で何度も通いたくなりそうだ。

麺屋みや田のラーメンから想像できるように、上品なビジュアルで油そばと聞いて想像するジャンクさは感じない。

お酢とラー油で自分好みの味にしたり、卓上の刻み玉ねぎやすり下ろしニンニクを乗せたり、それぞれが自分の好きなように味わえるのが油そばの魅力だと思う。

給水器の横には無料のジャスミンティーとルイボスティーが置いてあり、食後のお口直しまで用意されているホスピタリティに感動をおぼえた。

渋谷PARCOに戻って6階の「Nintendo TOKYO」へ。同じフロアにはポケモンセンターやジャンプショップもあり、日本を代表するゲームやアニメのストアが集まっていた。

ポケモンセンターは入るための大行列があり諦めた。ジョジョのショップも予約制となっており、目当ての店がある場合はしっかり準備して行かないといけない。

この後に明治通りを歩いて明治神宮前(原宿)に行ったのだが、直射日光と気温と人混みに疲れてしまいコーヒーを飲むことしかできなかった。

夕方、山手線と京浜東北線を乗り継いでさいたま新都心へ。近くに大宮があるためか人が少なく、東京の帰りに何度か寄っているお気に入りスポットだ。

さいたまスーパーアリーナの反対側に、コクーンという地方都市のイオンモールと同じくらいの規模のショッピングモールがある。

駅から最も遠いコクーン2は特に空いており、渋谷と原宿で削られたエネルギーを回復するのに最適だった。ベルモールやインターパークよりも空いているのではないかと思う。

うどん、つけ麺、油そばときてついにご飯ものを食べることができた。200gのハンバーグで1,500円、さっぱりとした和風おろしソースのおかげで最後までおいしく食べることができた。

1駅移動して大宮から快速に乗るのが慣例となっている。大宮からの停車駅は東大宮、蓮田、久喜、古河、小山、そして小金井。小金井で降りることでより快速の恩恵を享受できる。

小金井〜幕張豊砂、幕張豊砂〜南船橋、南船橋〜渋谷、原宿〜さいたま新都心、さいたま新都心〜大宮、大宮〜小金井。

改正前なら確実に青春18きっぷを使っていたが、ああなってしまった以上は普通に乗るしかない。休日パスもほぼトントンだったので普通にSuicaで移動した。

体力の衰えを強く感じた2日間だった。都会は若いうちに行きたいと思っているが、もうその「若いうち」というのは過ぎてしまったのかもしれない。

とはいえド派手なビル群やキラキラしたショップは都会でしか味わえない体験なので、オリンピックと同じくらいの間隔で定期的に足を運びたいと思う。

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