先週は晴天の日が続いたが、来週は曇り空が多く梅雨を感じる今日この頃。梅雨といえば紫陽花であり、紫陽花といえば大平山のあじさい坂だ。
9時前に到着したのだが右手側の駐車場は既に満杯で、そこから左カーブの坂を下った先の駐車場に案内された。こちらもおおよそ埋まっていた。

毎年恒例となっている千段ある階段を上るトレーニングだが、今年は例年より見頃が遅く蒸し暑さとの闘いとなった。
山の谷になっているから早い時間なら大丈夫だろうと思ったが、曇り空で湿度が高いのであまり意味のある作戦ではなかった。というか9時はそれほど早い方ではなかった。
半分くらいは登山ウェアを着た人たちで、本物のトレーニング目的で来たと思われる人も多い。自分と同じサンダリスト(サンダルの人)とすれ違ったのは往復で一度だけだった。

実際にはメインは入口付近と太平山神社付近なので、ほとんどの部分はただひたすらに階段を上ることとなる。直射日光がないのに汗だくになったので相当な湿気だったと思う。

参拝したのち右に進んで栃木市街地を望む。山田家は外が満席で団子やかき氷を食べている人が多くいた。横には新しいそば屋があったが、外観からもやや高級路線であることがうかがえる。
例年よりも紫陽花が少ない気がして帰り際に駐車場のお姉さんに聞いてみたら、やはり例年よりも少ないそうだ。ぜひ来年もとのことなので今から楽しみにしている。
地元の中学生が手描きイラストのうちわを配っていたり、駐車場でお猿さんが演芸をしていたり、お祭りという感じがして良かった。

栃木駅の少し南にある「めんや天夢」へ。栃木県の煮干しといえばこちら、存在は何年も前から知っていたが初めての訪問となった。
オープン15分前に到着して並びは5人、オープン時間には後ろに3人並ぶ程度だった。あまり並ばないのかと思いきや、帰る時には15人か20人くらい並んでいた。

Twitterでは「ヤバニボ」というセメント色の方をよく見かける。初めての「めんや天夢」なので「黄金の100%煮干しラーメン」にした。店内入った瞬間に煮干しの香り全開で驚いた。

トッピングが別添えというこだわりっぷり。煮干し特有の苦味や臭みがなく丁寧に作られている印象で、パツパツの低下水ストレート麺がとても合う。
周囲の人は替え玉や和え玉を注文していたが、少食なせいか麺の追加なしでも十分な満足感だった。煮干しは苦手と思っている人にこそおすすめしたい一杯だ。
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