44W 週末報

お出かけ

今年はピクニックに行かないまま冬を迎えてしまいそう。つい最近まで暑かったのに、もう朝は寒く起きるのが億劫になる。

国道121号、上石川交差点を北へ。東北自動車道を越えて坂を下りたところに「soba.sho」はある。2018年にオープンしたラーメン店で、セレクトショップのような佇まいだ。

白醤油そば(税込1,100円)は通常の醤油そばよりも淡い色合いで、醤油よりも節系の風味を感じる。化学調味料や添加物を一切使用しない、ゆっくりと時間をかけて味わう一杯。

インターパークを散策後にコメダ珈琲店の宇都宮みどり野店へ。比較的住宅街にあるので混雑しているかと思ったが、さつき大通りにある鹿沼店とそれほど変わらなかった。

コメダブレンド(税込520円)、コメダ特製ピザ(税込600円)と決して安くはないが、席のゆとりや高めの客層が好きで最近足を運んでいる。

栃木県内に残すこと2店舗となった和風レストランへ。花うどんとミニかつ丼(税込980円)、ハーフコーンサラダ(税込230円)で、温かい麺のつゆがだし感が強くて非常に良い。

17時からはハッピーアワーとしてアルコール類が安くなる。ハンドルキーパーはドリンクバーが無料というサービスの良さ。近くにあったら22時くらいから呑みに行きたい。

翌日、もはや聖地となっている栃木市の「俵屋」へ。ラジオの11時の時報と同時に到着したが、既に先客が3組もいた。初めて食べた時の衝撃が今でも忘れられない。

注文するのはいつもラーメンに餃子と決まっている。店奥窓際のカウンターに腰掛けると田んぼが見える、11月の心地良い風を浴びながらラーメンを待つ。

もつ煮があるところにローカルな食堂感をおぼえる。他の客との会話で初めてこちらのラーメンが塩ラーメンであることを知った。醤油ラーメンではない気はしていたが。

逆光でさらに透明度が上がってしまった。スープを一口飲んだ瞬間にドーパミン(直後の衝撃)とセロトニン(じわじわと押し寄せる幸福)とオキシトシン(ラーメンとの触れ合い)が全身を駆け巡る。

樺沢紫苑氏の「3つの幸福」という本があるが、俵屋のラーメンを食べればそのピラミッドを一気に完成させることができる。

麺はコシがあるわけではないがピロピロでもなく、手打ち麺の魅力が溢れている。薄切りのチャーシューも良い。普通のネギも良いアクセントになっている。

野菜メインの餃子は巨大で食べごたえがある。勝手に佐野ラーメン屋だと思っていたが、立ち位置としてはどうなのだろう。佐野市でいえばおぐら屋が全体的に近い気がする。

宇都宮から30kmくらいあるのだが、わざわざこのラーメンのためだけに行ける。それ以外何もせず帰ってもよい。

大行列の繁盛店というわけではないと思うが、地元民や自分のようなコアなファンが足を運ぶ店なのは間違いない。これからも末長く続いてほしい。

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