たんばらラベンダーパーク、道の駅川場田園プラザ、吹割の滝、金精峠

お出かけ

梅雨も明けて時より晴れ間も見えた土曜日、沼田市にある「たんばらラベンダーパーク」を主軸としたドライブに行ってきた。

栃木都賀JCTと岩舟JCTを経由して群馬方面へ。しっかりと群馬に行くのは今年2月のイオンモール高崎ぶりとなる。あの時は下道だったので大変だったが、今回は高速道路なので速い。

北関東自動車道の起点、高崎JCTから関越自動車道で新潟方面へ。東北自動車道・宇都宮ICと同様、関越自動車道も高崎ICで3車線から2車線に減ることが分かった。

2時間程度走ったので赤城高原SAで休憩をすることに。雰囲気としては那須高原SAが近い気がする。建物の向こうには山々が広がっていた。

沼田ICで降りてたんばらラベンダーパークへ向かう。標識には「尾瀬」そして「日光」の文字も見える。沼田ICからの距離は30kmと結構遠い。

沼田ICからの道中はセンターラインが消える細道が多い。途中には果物園が集まっている場所があり、栃木市のぶどう団地のような雰囲気だった。

11時前に到着したのだが無料駐車場には既に多くの車が並んでいた。照りつける日差しは熱かったが、湿度が低いせいか風が吹くと心地良く感じた。

チケット売り場はキャッシュレス用の自動券売機と現金払いの有人カウンターに分かれていた。令和の時代に現金派なのでお年を召された方々と一緒に並んだ。

夏山リフトで山麓駅から山頂駅へ向かう。片道500円でワープすることができるが、スピードが遅いので歩くのと大して変わらない。下りは方向はほとんど人が乗っていなかった。

早咲きの「こいむらさき」と中咲きの「ナナナリサワ」が見頃とのこと。確かに見頃ではあるが想像していたような香りはしなかった。風邪の治りかけで鈍いだけかもしれない。

レストランは広さもメニューも充実していた。普段生活している場所とは価格帯が違うけれど、これがいわゆる「山の値段」というやつなのだろう。

食堂のように最初に食券を買って列に並ぶのだが、丼物や麺類で列が別々になっている。他が並びなしなのに麺類だけ10人程度並んでおり少し待つこととなった。

1,200円の「ぐんま豚醤油ラーメン」というメニューにした。わざわざ山に来てラーメンと思うが、山で食べるラーメンも良い。スープと麺はおいしかったがチャーシューがやや脂っこい気がした。

食べ終わって坂道を下って麓に戻った。リフトに10分も乗ったからさぞ遠いのだろうと思ったが、気づいたら麓に着いていた。途中には小さなひまわりが咲いていた。

ラベンダーを後にして、次の目的地は東洋のナイアガラ。車で1時間程度と近くも遠くもない距離だが、通り道にあるので関係ない。

コーヒーを買うために寄ったのが実は日本屈指の道の駅であることを知ったのは、翌日に近くの本屋で雑誌を立ち読みをした時だった。

「全国道の駅グランプリ2025」「もう一度利用したい道の駅ランキング2025」のW受賞を果たした「川場田園プラザ」には、道の駅にあってほしいものが全てある。

おしゃれなカフェだけでなくそばやラーメンもあったので、次こちら方面に来ることがあったら川場田園プラザでお昼を食べたい。

アイスコーヒーを飲みながら東洋のナイアガラを目指す。標識には「日光」の文字が見えるが距離が86kmとあまりイメージがつかない。

国道120号は日光市から片品村を経由して沼田市に向かう国道で、一部が日本ロマンチック街道に指定されている。

どことなく鬼怒川のような塩原のような雰囲気が漂っている。ここから坂道を下って階段を降りて川沿いを歩くとナイアガラが現れる。

ここに来るのは7年ぶりとなる。遊歩道から見えた滝が記憶と全然違う滝だったのだが、確認したら「鱒飛の滝」という全然違う滝で良かった。

巨大な岩が割れたように見える「吹割の滝」は、どういうわけか「東洋のナイアガラ」と呼ばれることが多い。「東洋の魔女」のような温度感だろうか。

滝の周りは遊歩道になっており1時間程度で1周できる。だが暗くなる前に日光市街地まで下りたいのでナイアガラの少し先で引き返して駐車場に戻った。

また沼田ICまで戻って高崎〜岩舟〜栃木都賀と戻るのは嫌なので、このままロマンチックな国道120号で宇都宮に帰る。

吹割の滝から宇都宮までは100kmと山道のせいで距離が長い、沼田ICを降りてから山道しか走っていない気がする。耳が遠くなったり戻ったり耳が壊れそうだった。

道中、ロープウェイの先に足湯がある丸沼高原や、湖畔でのんびりした菅沼など思い出の場所を通った。そしてトンネルを抜けるとそこは

日光であった。下りトンネルを抜けると日光の山々が目の前に広がるこの瞬間、筑西市の国道294号で坂を下って栃木県に入る時のあの感覚と同じだ。

栃木県に入ると急な下り坂が続く。向こうに見えるのは男体山、そしてその下にあるのは中禅寺湖だろうか。いや湯ノ湖かもしれない、妻と相談したが最後まで分からなかった。

せっかく奥日光に来たのでどこかの滝をと「竜頭の滝」に立ち寄った。道路からスッと駐車場に入ってサクッと見られるのでおすすめだ。7年前に朝の6時に家を出て紅葉を見たのが懐かしい。

先述のナイアガラや手前の湯滝はパワータイプの滝だが、こちらは流れの美しさというかやや大人向けな滝ではないかと思う。古来から伝わるわびさびのような美学を感じる。

第一いろは坂を下って清滝ICから日光宇都宮道路で宇都宮市郊外へ。普段あまり歩かないので帰る頃には膝が痛くて仕方なかった。

ずっと気になっていた「たんばらラベンダーパーク」に行くことができて良かった。まだまだここからが夏本番なので引き続き涼しいスポットを楽しみたい。

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