全国には1,200を超える道の駅がある。そして、栃木県には25の道の駅がある。この数字は栃木県の市町数と同じなので各市町に一つずつあるのかもしれない。
国道408号バイパスを経由して「道の駅にのみや」へ。国道121号のローソン交差点から国道408号バイパスまでの道路がいつの間にかできていた。
野高谷立体が完成したニュースも記憶に新しい。80km/hの区間もありさながら高速道路のような雰囲気を漂わせている。
あまり混雑するイメージを持っていなかったが、10時の段階で駐車場はかなり埋まっていた。「とちおとめロールケーキ」が人気のよう。
下館で国道50号バイパスに乗って「道の駅グランテラス筑西」に着いた。できたばかりの道の駅だと思っていたが、開業が2019年とのことでもう6年も経っている。
フードコート、レストラン、カフェ、直売所、バーベキュー、ドッグランと何でもある。気候が良いのでビールを飲みながらお肉を焼いているグループが大勢いた。
フードコートにある「らーめん桜」では、下館ラーメンを食べることができる。濃口醤油スープと鶏チャーシューが特徴のご当地ラーメンだ。
濃い色のスープは佐野系や白河系とはかなり違う味だ。トッピングが豊富で嬉しい。11時に半分以上空いていた席は11時半にはもう満席になっていた。
広場には出店が並んでいたり、通路で音楽のライブ演奏をやっていたり、お祭りのような雰囲気だった。食後のコーヒーはぜひスターバックスで。
国道294号に戻ってさらに南へ。道路脇には田園風景、そして左手には筑波山が見えて良い景色だ。田植えの時期は田んぼの水に青空に反射して初夏を感じる。
下館からそこそこ走って「道の駅しもつま」に到着した。こちらに入っている「お食事処 しもん亭」のまぐろ丼がおいしい。
さらに国道294号を南下して「道の駅常総」へ。こんなに混んでいる道の駅は初めて見た。車を止められるかどうかに日頃の行いが懸かってくる。
人混みと熱い太陽で何もできなかった。メロンパンが有名らしく凄まじいメロンパン行列があった。ド平日の荒天の日に行ってゆっくりしてみたい。
これ以上進むと行きはヨイヨイになってしまうので、国道294号を北に走ってイオンモール下妻交差点から西へ向かうことにした。
標識の「筑西」の文字は後から上書きされた形跡がある。元々は「下館」という表記で、それが平成の大合併を受けて「筑西」になったと想像してみる。
国道125号をつくば方面ではなく古河方面に走るのは初めてだったと思う。バイパス感はないが近い道路がないので交通量は多い。
新4号国道の「道の駅まくらがの里こが」にやってきた。道の駅はとにかく閉まるのが早い、まだ16時なのにそろそろ店仕舞いという雰囲気が漂っていた。
古河から結構な距離を走って「道の駅しもつけ」に着いた。県内でも圧倒的な人気を誇る道の駅で、何より遥か向こうに筑波山が見えるのが素晴らしい。
やったことといえば、筑西でラーメンを啜ったくらいだ。しかし、こうして道の駅を巡ってみると、それぞれに特色があっておもしろい。
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