下道で3時間半かけてイオンモール高崎に行った

お出かけ

羽生の次は春日部を狙っていたのだが、入っているテナントが好みとは少し離れていることが分かった。結果、鶴の一声で次は高崎に決定した。

今回は素直に県道2号経由で国道50号を目指した。道中の壬生にある通称・ロケットと呼ばれている「栃木県子ども総合科学館」のロケットがオレンジから青に変わっていた。

壬生・栃木市を経由して静交差点から国道50号で西へ。宇都宮からだと佐野=近い、足利=少し遠い、太田・桐生=遠い、前橋・高崎=未知数という感覚だ。

実際、イオンモール高崎までの距離110kmのうち半分以上を占める60km程度は栃木県内を走った。茨城に比べて群馬が遠く感じるのは、道のせいだけでなく実際に遠いのだ。

国道50号で群馬県太田市に入った。佐野アウトレットから足利までは混雑するが、足利を抜けると交通量が減って一気にバイパス感が増してくる。

並走する国道122号と分かれて高崎・前橋方面へ。国道122号は大間々を経由してぐるっと回り込むように足尾・日光方面へと向かう。

走っていて気になったのが、ベイシアとカインズが異様に多いことだ。どちらも本拠地に近いからだと思うが、それにしても結構な頻度で見かけた。

出発して2時間半で前橋市に入った。このあたりの国道50号は、片側一車線で道幅が狭くバイパス感がまるでない。鹿沼街道で宇都宮市から鹿沼市に入るあたりに雰囲気が近い。

下道で高崎に行くのは初めてではない。7年前に梅を見るために下道で高崎に行ったことがある。しかし初めてでなくても遠いものは遠い。

佐野は行き慣れているので近く感じるが、足利は佐野の隣といえどある程度の距離もあり遠く感じる。しかし足利は宇都宮〜高崎の半分にもいっていないのだ。

足利を通過して群馬県に入った後、太田、桐生、伊勢崎、前橋を抜けた先にようやく高崎がある。分かってはいたが遠い。

両毛線・前橋駅の少し北で国道50号は終わる、数年前に電車旅をした際に歩いたのが懐かしい。国道50号は起点が前橋で終点が水戸、起点と同様に終点も水戸駅の目の前にある。

「るなぱあく」横の県道10号で利根川を越えて高崎を目指す。川の近くにある茶色の高い建物が群馬県庁で、栃木県庁や茨城県庁と同じように展望ロビーがある。

前橋市に入って1時間後、家を出発して3時間半で「イオンモール高崎」に到着した。国道50号沿いの水戸内原と雰囲気が近く、広い田園風景が広がる一角に要塞のように鎮座している。

こちらの「イオンモール高崎」は群馬県で最も大きく、また北関東でも最大級の規模を誇るようだ。高崎線・上越線の駅から遠いので行くとしたら車かバスだろう。

駐車場は地上・4階・屋上に合わせて4,000台分あり、車社会の北関東でも十分なキャパシティを備えている。屋上から上毛三山の一つである赤城山を一望できるのが素晴らしい。

宇都宮のジョイフル本田から撤退した「越後秘蔵麺 無尽蔵」でラーメンを食べた。渋柿を練り込んだポリフェノールたっぷりの麺が特徴だ。

イオンスタイル側はやや照明が暗く展開にも平成味を感じたが、それ以外は明るくイマドキのショッピングモールという感じだった。

H&M、GU、ZARA、UNIQLOなどのアパレル関係が面積を多く取っているのが印象的だった。3階にフードコートとイオンシネマがあるのはお約束だ。

カフェはスターバックスが2ヶ所、コメダ珈琲店とサンマルクカフェもあり困ることはない。フードコートもガラス張りになっており赤城山を一望できるので良い環境だ。

日が暮れて真っ暗になる直前の赤城山も趣があって良い。赤城おろしかは分からないが風が強い一日だった。そして栃木と違って群馬はどこを見ても山がある。

比較的スムーズに流れる昼ですら3時間半かかったのだ、帰りも下道で帰るほどの根性はない。前橋ICから関越自動車道に乗り、高崎JCTから北関東自動車道で宇都宮に帰る。

途中、太田強戸PAで休憩した。2018年にオープンしたPAで、SAといってもいいほど大きく充実している。全体的な雰囲気が首都圏中央連絡自動車道の菖蒲PAと非常に似ている。

ラーメンがおいしかった記憶があるのだが、ひさしぶりに行ったら全然違うラーメンに変わっていた。黒醤油ラーメンという名前になっており、その名の通り漆黒の味の濃いスープだった。

帰りは2時間半、30分の休憩を抜けば2時間で宇都宮に戻ることができた。高速料金は2,700円と結構高いので、お金を取るか時間を取るか悩ましいところだ。

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