2024年2月にオープンした「貝だしらぁめん 四季彩」というラーメン屋に行ってきた。場所は宇都宮市西原町、川田入口から少し北に進んで国道119号と国道4号が分岐するパチンコ屋の中にある。
駐車場はパチンコ屋と共用なので心配いらない。完全にパチンコ屋の中にあり、扉を入ってすぐ左に店があるのだが真っ直ぐ進むとそのままホールになっている。
国道4号を通るたびに気になっていたのだが、パチンコ屋の中という立地もありなかなか機会がなかった。ふとした瞬間に思い出して、口コミがいい感じだったのでついに行ってきた。
店内は日当たりが良く清潔感のある雰囲気だった。看板メニューであろう「貝だしらぁめん」の塩と日替わり丼のセットにした。
貝系も塩系も普段まったく食べないのだが、これも経験と思って足運んでみた結果とても満足のいく食事となった。
スープの色味だけを見ると物足りなさそうに見えるが、一口飲んだ瞬間に程良い塩気と貝の風味が優しく包み込んでくれた。多加水のストレート細麺もスープとマッチしていた。
以前は休日といえば中古ショップや商業施設が鉄板だったが、行き過ぎて飽きたのか最近はそういう方向に足が向かなくなってきた。
物欲がないタイミングでのショッピングは時間の浪費な気がするので、ドライブがてら西那須野のスターバックスまで車を走らせた。
宇都宮市内のスターバックスは日中ガヤガヤしていることが多いが、県北のスターバックスは静かで心が穏やかになった。ただの偶然かもしれないが。
わざわざ車を50km走らせてスターバックスに行き、コーヒーだけ飲んでそのまま50km走らせて帰ってきた。なんて優雅な時間の使い方なのだろう。
帰りに鬼怒川の橋の上から写真を撮った。日光や那須の方はずっと雲がかかっていたが、南方は見晴らしがよく筑波山もくっきりと写っている。
モノに心を惑わされることなく、落ち着いてコーヒーを楽しむ豊かな時間の使い方ができた。夕食には実家からもらった白菜の1/4の2つ目を使って寄せ鍋を作った。
豊かさはお金をかけた空間やモノだけでなく、何気ない日常のふとした瞬間でも感じることができる。感じる心さえ持っていれば誰だって。
コメント