なんだかここ2ヶ月くらい頭の中がモヤモヤする状態が続いてた。
別に何か問題があったわけではないと思うんだけど、ずっと梅雨が続いてるような爽やかではない感じ。
ここ数日仕事が忙しくて、仕事から帰ってシャワーを浴びてご飯を食べてそのまま寝るみたいな。
それを3日くらいやってたら、いつの間にかその梅雨が明けていた。
試しに「暇だと余計なことを考える」でググってみたら、やっぱり暇はメンタルに良くないみたい。
常に時間がなさすぎるのも良くないけど、逆に時間がありすぎても困るらしい。
1日の自由時間が2〜5時間は幸福度が同じくらい高く、それより少なくても多くても幸福度が下がるらしい。
自由に使える時間に2.5倍の差があったとして、じゃあ2.5倍楽しめて2.5倍幸せかというとそんなことはない。
むしろ限られた時間だからこそ価値を感じられたり、逆に無駄に時間があってもただぼーっとして無駄にした感覚だけが残ったり。
暇で家のソファに座ってると脳が勝手に考え事を始める。そしてそれは大抵がネガティブな内容だ。
漠然とした何かに考え疲れたと思うと、すぐさま次のトピックがやってくる。「あ、そういえば」
そして答えの出ない考え事に多くの時間を費やして、結局何も得ず何も残らず時間だけが過ぎる。
逆に忙しいと余計なことを考えずに済む。余計なことを考える暇がないから。
それって「余裕がない」と捉えそうだけど、見方を変えると余計なノイズが入ってこない良い状態とも考えられる。
暇な時間がなくて辛い思いをしたと思いきや、無駄なことを考えずに生活できて意外に満足度が高かったなと。
限度はあると思うけどある程度の忙しさは必要なんじゃないかな。暇だとロクなこと考えない。
思い返してみると休みの日より仕事の日の方が頭の中がクリアなことが多い気がする。
時間に追われてやることに追われながらも、それをこなすことだけに集中できてる状態。
それは抽象的ではなく具体的で実際に手を動かすから、頭だけ動かしてじっとしてるみたいな状態にはならない。
かたや休みの日は朝からやることがなくて家のソファでずーっと座ってたりする。
そうすると暇で頭の中が勝手に考え事を始める。そしてそれは大抵ポジティブな内容ではない。
今まで「時間の余裕」=「心の余裕」だと思ってたんだけど、思考の癖によってはそうでもないみたい。
時間の余裕具合が自分のキャパシティとちょうど一致してるのが理想だけど、まずそんなことにはならない。
だったらちょっとだけ忙しいくらいが自分には合ってる気がする。
現にこうして文章を書いてるとそれに集中してすっきりするし。
最近のモヤモヤの原因てやることがなさすぎて暇だったからなのかもしれない。
突破口が見えた気がする。
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